研究室紹介

私達の研究室は、応用電気化学、材料工学、材料化学および材料加工の広い学際的な研究領域を包含しています。ナノレベルで制御された機能性材料の製造プロセスを開拓するとともに、急速に進展する世の中に役立つ新製品の開発に取り組んでいます。 表面処理は、英語でSurface Finishing、中国語で「表面精飾」と言います。材料加工の最終工程を指すわけですが、「仏神入魂」(ぶっしんにゅうこん)、「画龍点睛」(がりゅうてんせい)と言われるように、製品は、表面処理により始めて全機能を発現することができます。私達が目指すのは、スマートアノード酸化とナノメッキ技術により、自動車部品、電子機器、エネルギー変換デバイスなどに新しい表面機能を付与することです。我々は、Al, Cu, Mg, Ti, Zr, Fe, SUSなどの金属材料とガラス、セラミックスなどの非金属材料の表面に、様々な機能性ナノ材料を創製して新しい機能を発現するとともに、これを環境・エネルギー・省資源の実用技術開発へ展開し、グリーンイノベーション社会の構築に役立てようと目指しています。 研究室では、日本語だけではなく、英語および中国語が飛び交っており、独特な国際的雰囲気を醸し出しています。本研究室では幅広い研究を行っているので、これまでの専門分野は特に問いません。夢を持って世界に羽ばたこうとする「高い志」を持った方、簡単に諦めずに常にフロンティアを突き進もうとする「チャレンジ精神」を持った方、是非一度私たちの研究室を訪ねてください。

教員紹介

呉 松竹 (クレ ショウチク)

Song-Zhu S. KURE-CHU

名古屋工業大学 教授

物理工学専攻 材料機能分野 表面機能創成研究室

出身地:中国黒龍江省

出身大学:東北大学(中国)、北海道大学

主な職歴:関西新技術研究所(KRI),物質・材料研究機構(NIMS),電力中央研究所、 三菱伸銅(株)、岩手大学

座右の銘:チャンスはいつもしっかり準備した人だけに与えられる。

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